
蛍光灯がつきません。でも、豆電球だけつきます。
新品の蛍光灯と交換してみましたが点灯しません。
どうしたら蛍光灯は点灯しますか??
こんな疑問にお答えします。
- 豆電球しか点灯しない原因と対処法
- おすすめの対処法
シーリングライトが突然つかなくなると、不安になりますよね。
特に、豆電球(常夜灯)だけは点くのに、メインの蛍光灯が全くつかないとなると、「これって壊れた? まだ直せる? お金かかる?」と心配になると思います。
そこでこの記事では、「豆電球は点くのに蛍光灯だけ点かない」ときに考えられる原因と対処法を分かりやすくまとめました。
買い替えを検討する前に、照明が「直せるケース」か「交換が必要なケース」か、一緒にチェックしていきましょう。
✔動画でも解説しています
豆電球しか点灯しない原因
- 蛍光灯の寿命
- グローランプ(点灯管)の寿命
- 安定器の故障
豆電球しか点灯しない場合に考えられる原因はこの3つになります。
それぞれ解説していきます。
蛍光灯の寿命
そもそも蛍光灯の寿命であれば、照明は点灯しません。
確認方法としては、蛍光灯の口金が黒くなっている場合は寿命です。
✔対処法
同じサイズの蛍光灯に交換してください。

交換したけど点かないんよね

蛍光灯と一緒にグローランプも交換してね
点灯管(グローランプ)の寿命
点灯管(グローランプ)は蛍光灯と同じ「消耗品」です。
古くなってくると、蛍光灯がつかなくなったり、チカチカする原因になります。
新しい蛍光灯だけ交換しても、点灯管が古いままだとつきません。
✔対処法
蛍光灯と点灯管をセットで新品に交換しましょう。
E型やP型と種類がありますが、一般家庭で使われているのは下記のいずれかが主流です。
- E型:FG-1E
- P型:FG-1P、FG-4P、FG-5P
よく分からない場合は点灯管を販売店まで持って行って、同じものを購入して下さい。
器具に点灯管が無いタイプなら、この項目はスルーでOK

インバータ式の照明には点灯管が無いのでスルーしてください
安定器の故障
安定器が故障している場合、簡単に交換することができません。
その理由としては、下記の2点です。
- メーカー各社は蛍光灯器具の生産を終了している
- 電気工事士の資格が必要
現在の主流はLEDであり、蛍光灯は生産が終了しつつあります。(2027年末をもって、すべての一般照明用蛍光灯の製造・輸出入が終了)
そのため、メーカー等でも安定器を在庫で抱えているところは、基本的にありません。
これに加えて、安定器の交換には電気工事士の資格が必要になります。奇跡的に安定期が入手できたとしても一般の方には交換ができません。

交換するのは難しそうだね…。
安定器が原因の場合は、照明器具そのものを交換することになります。
✔ソケット不良が原因の場合も
ソケットの不良が原因の場合もありますが、こちらも安定器同様に入手が困難なため、器具そのものの交換になります。

蛍光灯とグロー管以外は、照明器具ごと交換が必要です
おすすめの対処法
蛍光灯はすでに多くのメーカーが生産終了を発表しており、今後は蛍光灯や点灯管の流通量もさらに減っていくと考えられます。(2027年末で完全終了)
そうなると、点灯しなくなった時に交換部品が手に入らないという問題がますます増え、これまで以上に対応が難しくなります。
そのため、いま蛍光灯器具をお使いの方は、「壊れたタイミング」こそがLED照明への交換のベストタイミングです。

LED照明器具も安価になっているので交換がオススメ
まとめ|部屋の電気が豆電球しかつかない場合の対処法
今回は、部屋の電気が豆電球しかつかない場合の対処法について紹介いたしました。
豆電球だけ点くのに蛍光灯が点かない場合、原因は次の3つです。
→ 口金が黒い場合は新品に交換。点灯管(グローランプ)の寿命
→ 蛍光灯とセットで交換が必須。
※インバータ式にはグロー管なし。安定器の故障
→ 部品入手が困難+交換には資格が必要。
→ 器具本体の交換が必要。
蛍光灯や点灯管を交換しても照明が点かない場合は、照明器具の交換が必要になります。
蛍光灯の生産が2027年末で完全に終了する背景もありますので、この機会にLED照明への変更もご検討下さい。
というわけで今回は以上になります。
この記事が参考になれば嬉しいです。






