アース線が無くても危険じゃない家電の条件

アース線が無くても危険じゃない家電の条件 アース線
▼公式ライン始めました
シバ男
シバ男
  • この家電、アース線が付いてないけど大丈夫かな?
  • 本当は付けた方がいいんじゃないか?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • アース線が無くても危険じゃない家電の条件

 

家電を見ていて、「この家電、アース線が付いてないけど大丈夫なん?」と不安になったことはありませんか?

本記事ではこの疑問を、法的根拠と判断の考え方の両方から整理します。

結論から言うと、法的に「アース不要」と言い切れるものは、2種類だけです。

 

スポンサーリンク

アース線が無くても危険じゃない家電の条件

アース線

アース線が無くても危険じゃない家電の条件としては、下記のようになります。

✔法的に言い切れるもの

  • 二重絶縁構造(クラスⅡ機器)
  • 安全特定低電圧(SELV)で動作する機器(クラスIII)

これらは、規格上「アースに依存しない感電保護方式」として認められています。

つまり、これらに該当する家電はアース線を付ける必要がありません。

それぞれ、解説していきますね。

 

【法的に不要】二重絶縁構造(クラスⅡ機器)

二重絶縁構造とは?:電気が流れている部分と人が触れる外側との間に、電気を通さない壁を2枚つくっている構造

そもそも絶縁とは何か?簡単に言うと、電気が外に漏れないようにする壁のことです。

例として、水のホースをイメージしてください。

中を水が流れていても、ゴムの壁があるから外に漏れません。このゴムの壁が絶縁です。

 

その壁を二重にして、さらに安全性を高めたものが二重絶縁構造になります。

まーち
まーち

絶縁が強力なので、規格上アースが不要とされています。

 

✔見分け方

本体やアダプタに「□の中に□(四角の中にもう一つ四角)」

このマークがあれば、クラスⅡ機器です。

二重絶縁構造(クラスⅡ機器)

 

✔代表例

  • 掃除機
  • ドライヤー
  • ACアダプタ
  • 電動工具(樹脂ボディのもの)

 

まーち
まーち

二重絶縁構造(クラスⅡ機器)の場合、規格上アース線は不要とされています。

参考リンクJ60335-1(規格PDF)家庭用及びこれに類する電気機器の安全

 

【法的に不要】安全特定低電圧(SELV)で動作する機器(クラスIII)

SELVとは、そもそも感電するほど強い電気を使っていない回路のこと

※規格によっては SELV の定義が異なる場合があります。

つまり、「そもそも人体に危険な電圧を持たない」ため、アースは不要です。

 

✔見分け方

実は「SELVです」と書いてあることはほぼありません。

  • 50V以下
  • 100V回路と絶縁されている

これら目安です。

ピンとこない方は、下記のような家電をイメージしてください。

 

✔代表例

  • USB機器
  • 乾電池で動く機器
  • モバイルバッテリーなど

このあたりが該当します。

 

参考リンクJ60335-1(規格PDF)家庭用及びこれに類する電気機器の安全

 

では、それ以外はどう考えるのか

アース線が無い=危険ではない

二重絶縁構造のマークが無い、SELVで動く家電でもない

でもアース線が付いていない。

実際にはこういう家電がゴロゴロ存在するとおもいます。

まーち
まーち

うちで言うと、オーブントースターや炊飯器が該当する。

 

結論は、「アース線が無い=危険」ではありません。

 

そもそもで、メーカーは電気用品安全法に基づき、技術基準を満たす設計で製造しています。

つまり、アース線が付いていない家電は、アースを使わない方式で安全基準を満たしている設計です。

「省略されている」のではありません。

まーち
まーち

まずはここが前提です。

 

それでも不安な場合の判断軸

安全側に振るのも選択肢の一つ

どうしても不安な場合は、下記の項目を確認して、該当すればアース線を検討。しなければ不要でOKかと思います。

基本は、アース線が無ければ、そのまま使用して問題ありません。

  • 水回りで使用:水が毎回かかるような場所
  • 湿気の多い場所:金属フレームがサビるぐらい湿気が多い環境で使用
  • 経年劣化が進んでいないか:見るからに朽ちている電化製品を使用する場合

これらに該当する場合はアース線を付ける検討をしてもよいかもしれません。

まーち
まーち

個人的には、アース線が付いてなければ不要と判断しています。

 

まとめ|アース線が無くても危険じゃない家電の条件

まとめイメージ画像

アース線が無くても危険じゃない家電は、下記のとおりです。

✔法的に明確なもの

  • 二重絶縁構造の家電(クラスⅡ)
  • SELVで動作する家電(クラスⅢ)

それ以外は、

まずメーカー設計を前提に考える。

アース線が無ければ、そのまま使用して問題ありません。

 

ただし、

  • 水回りや湿気環境
  • リスクが高まる条件に該当する
  • 経年劣化

これらの場合は、安全側に振ってアース線の取付を検討するのも選択肢の一つです。

 

というわけで今回は以上になります。

この記事が参考になれば嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました