
- 延長コードって壁や床に固定しても大丈夫?
- 邪魔だから固定したいけど、火事になるって聞いて不安…
- 安全に整理する方法があるなら知りたい。
こんな疑問にお答えします。
- 延長コードの固定は危険?
- やってはいけない延長コードの固定と整理方法【NG例】
- 安全な延長コードの固定と整理方法
「延長コードが邪魔だから壁に固定したい」
「床をスッキリさせるためにコードを固定して動かないようにしたい」
こう考える方は多いと思います。
ただし、延長コードは固定方法を間違えると、発熱して発火の原因になります。
そのため、見た目だけではなく、安全性を意識して固定・整理することが大切です。
そこで本記事では、延長コードの固定で注意すべきポイントと、安全に固定・整理する方法を分かりやすく解説します。
延長コードを綺麗に整理したい方は、ぜひ参考にしてください。
✔動画でも解説しています
延長コードの固定は危険?
延長コードの固定は「やり方次第で危険」です。
すべての固定がダメというわけではありませんが、押さえつけるような固定など発熱の原因になる固定はNGになります。
延長コードはもともと、移動して使うことを前提に作られているため、建物の配線のように固定して使うものではありません。
そのため、固定方法を間違えると下記のようなトラブルにつながる可能性があります。
- 内部で断線して接触不良が起きる
- 発熱する(最悪は発火する)
「見た目をキレイにしたい」という理由で、適当に固定しないように注意して下さい。

見た目も大切ですが、安全性もしっかり意識しましょう。
やってはいけない延長コードの固定と整理方法【NG例】
- 強く押さえつけて固定する
- 余ったコードを束ねて整理する
やってはいけない固定・整理方法は、この2つです。
それぞれ順番に解説します。
強く押さえつけて固定する
コードを強く押さえつけると、内部に負担がかかります。
延長コードの中には電気を流す線が入っているため、強く圧迫するとコードが発熱して発火の原因になります。
特に注意したいのが、結束バンドやステップル、釘での固定を検討されてる場合です。
✔結束バンドで固定
軽く固定するのはOKですが、コード部分に「結束バンドがめり込むぐらい」強く締め付けるはNGです。
めり込むぐらい強く締め付けて固定すると、締め付けた部分が発熱して、最悪発火します。
特に、ドライヤーや電気ケトルなど、消費電力の大きい家電を使う場合は注意して下さい。

消費電力が大きい家電ほど発熱しやすいからね
✔ステップルや釘で固定
延長コードをステップルや釘で固定するのは厳禁
ステップルはしっかり固定できますが、コードを強く押さえつけてしまうので、発熱や発火の原因になります。
見た目を整えるために使いたくなる方法ですが、延長コードの固定に使用するのは避けましょう。

釘は手軽に固定できるけど、コードを痛めやすいのでNGです
延長コードは、強く押さえつけて固定するのではなく、コードに負担がかからないように整理することが大切です。
余ったコードを束ねて整理する
コードを束ねた状態で家電を使用すると、束ねた部分に熱がこもり、発火の原因になります。
消費電力の小さい「スマホの充電器」などであれば問題ないですが、消費電力の大きい家電を使用すると、すぐ発熱するので注意して下さい。
✔消費電力の大きい家電
- 電子レンジ
- ドライヤー
- 電気ケトル
- 電気ヒーター
- ホットプレート など
これらの家電は消費電力が大きいため、発熱しやすく発火する危険があります。

まじで燃えるので束ねたまま使用しないで
余ったコードを束ねて綺麗に整理すると、そのまま使用することがほとんどかと思います。
わざわざコードを伸ばして使うのは面倒やしね。
なので、延長コードが長すぎる場合でも、束ねずに使用するか適切な長さの延長コードを用意しましょう。
安全な延長コードの固定と整理方法
- コードフックを使って軽く引っ掛ける
- プラスチック製のモールで保護する
- 長すぎるコードは適切な長さに見直す【or 大きな輪を作る】
安全に整理する方法は、この3つです。
順番に解説していきます。
コードフックを使って軽く引っ掛ける
コードフックを使うことで、コードを強く押さえつけることなく固定できるため、安全性が高いのがメリットです。
両面テープで貼り付けて、コードを引っ掛けるだけなので、誰でも簡単に使用できます。
✔コードの太さに合ったコードフックを選ぼう
コードフックには対応するコードの太さが決まっています。
対応していない太さのコードを、無理やりコードフックに押し込むと、発熱する原因になります。
固定したい延長コードの太さに対応したコードフックを選ぶようにしましょう。
▼太さを測る方法
ノギスで測るのが確実ですが、ノギスが無い場合は定規でコードを測りましょう。
例えばコードフックが(対応コード径: 6mm)の場合
- 5.5mmくらいまで → 大丈夫
- 6mmちょうど → 基本的に大丈夫。商品によっては入らん場合も
- 6.5mm以上 → 入らない
定規で測る場合は、どうしても誤差が出るので、少し余裕を見ておくと確実です。
✔対応コード径: 6mm
✔直径10mmまでOK

コードフックは対応するコードの太さを確認してから購入してください。
プラスチック製のモールで保護する
床や壁に沿って配線したい場合は、プラスチック製のモールを使って保護するのがおすすめです。
モールを使うことで、コードが直接踏まれたり、物に挟まれたりするのを防ぐことができます。
また、見た目もスッキリするため、配線整理に向いています。
✔金属製のモールはNG
金属製のモールは電気工事の扱いになるため、延長コードの整理に使うには適していません。
リンク電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは|経済産業省
延長コードの整理には、必ずプラスチック製のモールを使用しましょう。
長すぎるコードは適切な長さに見直す
長い延長コードをそのまま使うと、余った部分をまとめたくなり、無理な束ね方をしやすくなります。
必要な長さの延長コードを選ぶことで、安全かつスッキリ使用できます。
✔大きな輪を作ってゆるくまとめる
とはいえ、全ての延長コードを適切な長さに見直すのは現実的ではないので、長い延長コードのまま使う場所もあると思います。
そういう場合は、強く束ねるのではなく、大きい輪を作ってゆるくまとめるようにしましょう。

大きい輪を作ってゆるくまとめると、熱もこもらないので安全です。
また、巻き取りタイプやコードリールタイプでも使い方は注意して下さい。
✔巻き取りタイプは要注意
長さを調整できる延長コードもありますが、巻いたまま使用すると熱がこもりやすくなり、発熱の原因になります。
特に消費電力の大きい家電を使用する場合は、巻き取りタイプよりも、最初から適切な長さの延長コードを選ぶ方が安全です。
✔コードリールは引き出して使用する
コードリールを使用する場合は、コードを必ずすべて引き出した状態で使いましょう。
巻いたまま使用すると熱がこもりやすくなり、発熱や発火の原因になることがあります。
特に、消費電力の大きい家電を使う場合は注意が必要です。

巻き取りタイプやコードリールは便利ですが、使い方を間違えると燃えるので要注意!
まとめ|延長コードの固定は危険?やってはいけない固定方法と安全に整理する方法
延長コードの固定は、やり方を間違えると危険です。
見た目をスッキリさせることも大事ですが、最優先は安全に使うことです。
延長コードに無理な負担をかけない方法で整理して、発熱や火災のリスクを防ぎましょう。
というわけで今回は以上になります。
この記事が参考になれば嬉しいです。

