ほこりがたまったコンセントとプラグの掃除方法

ほこりがたまったコンセントとプラグの掃除方法 コンセント
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シバ男
シバ男

ほこりがたまったコンセントとプラグをどう掃除すればいいの?
プラグが中途半端に刺さっていて、埃も堆積している…。
下手に抜くとショートしないかな??

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 中途半端にささったプラグを抜くのは危険?安全に抜く方法
  • コンセントとプラグの掃除方法
  • 掃除のときに確認すべきポイントと対策

家具や机の裏など、差しっぱなしのコンセントに、埃がたまっていることはよくありますよね。

埃と湿気が重なると、トラッキング現象の原因になることも考えられます。

やり方が分からないまま放置してしまうのが一番危ないので、この記事を参考に安全に対処してみてください。

 

トラッキング現象って何?という方は、こちらの記事をどうぞ

 

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中途半端にささったプラグを抜くのは危険?安全に抜く方法

ほこり

そのまま真っすぐ抜いて問題なし

プラグが中途半端にささったまま長期間放置されていると、金属部分が露出し、ほこりと湿気が付着しやすくなります。

この状態が続くと トラッキング火災の原因 になることがあるため、そのまま使い続けるのは危険です。

とはいえ、「抜くときに感電するのでは?」と不安になる方もいるかもしれませんが、通常はそのまま真っ直ぐ抜いて問題ありません。

 

✔より安全に抜くポイント

より安全に抜くポイントは以下のとおりです。

  • 左右に揺らさず、ゆっくり真っ直ぐ引き抜く
  • プラグに触れる手は乾いた状態で
  • 不安であれば、該当の部屋のブレーカーを落としてから抜く

ブレーカーを落とすのはやりすぎに思えるかもしれませんが、どうしても不安を感じる方にオススメです。

ブレーカーが落ちる

万が一ショートしても、ブレーカーが作動するので、過度に怖がらなくても大丈夫です。

シバ男
シバ男

僕はブレーカーを落としてから抜こうかな…。

まーち
まーち

ブレーカーを落としておくのが一番安全だよ!

 

コンセントとプラグの掃除方法

コンセントとプラグの掃除方法

プラグを抜いたら、次はコンセントとプラグにたまったほこりを取り除きます。

ほこりと湿気はトラッキング火災の原因となるため、定期的な掃除がとても大切です。

✔使用するもの

  • 乾いた布
  • 掃除機(ブラシ付きノズル or 細いノズル)

コンセント側とプラグ側、それぞれの掃除方法を紹介していきます。

 

コンセント側の掃除

  • STEP1
    外側のほこりを乾いた布で拭く
    乾いた布で全体を拭きます。
  • STEP2
    差込口まわりのほこりを掃除機で吸い取る
    差込口(穴の周り)にほこりが溜まっていたら、掃除機の細いノズルをあてて吸い取ります。
  • STEP3
    内部は無理に触らない
    差込口の奥に金属部があるため、綿棒などを突っ込んで掃除するのはNG。

    エアダスターも内部でショートする原因になりかねないので非推奨です。

 

プラグ側の掃除

乾いた布で全体を拭く

付着しているホコリや汚れを、乾いた布で拭き取ればOKです。

 

ついでにプラグと電源コードの状態をチェックしておくと、より安全です。

下記のような症状が無いかチェックしておきましょう。

  • ひび割れ
  • 焦げ跡
  • 変色
  • 触ると熱い

このような症状がある場合は使用を中止し、交換を検討してください。

そのまま使用するのは非常に危険です。

シバ男
シバ男

電源プラグがひび割れてるんだけど…

まーち
まーち

それは交換が必要だね。他にも確認すべきポイントを紹介しておくね!

 

掃除のときに確認すべきポイントと対策

掃除をしながら、下記3つのポイントをチェックしておくと安心です。

  • コンセントの差し込みの状態
  • 焦げ跡・変色・におい
  • ほこり + 湿気がたまりやすい環境か

それぞれ解説していきます。

 

① 差し込みのゆるさ

プラグを差し込んだときに「ゆるい」「簡単に抜ける」場合、コンセント内部の金具が劣化しています。

コンセントがゆるい原因と対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

② 焦げ跡・変色・におい

以下の症状は発熱のサインです。

  • 差込口まわりが茶色い
  • プラグの金属が黒く焼けている
  • 焦げ臭いにおいがする

使用を中止し、交換または点検が必要です。

詳しい対処法はこちらの記事でまとめています。

 

③ ほこり + 湿気がたまりやすい環境か

加湿器をがんがん焚く部屋、キッチン・洗面所などの水回りでは、トラッキング現象のリスクが高くなります。

ほこりが溜まりやすく湿度の高い場所では、次の対策が有効です。

  • トラッキング防止カバーを取り付ける
  • 半年に1回は、コンセントをチェックする
  • コンセント周りに布や紙を置かないようにする(万が一発火した場合に燃え移る)

定期的に埃の堆積を除去するだけで、トラッキング現象を防ぐことが可能です。

毎月ほどの頻度は不要ですが、3ヵ月毎や最低半年に1回程度は、コンセントをチェックすると安心です。

点検を忘れがちな方は、トラッキング防止カバーを取り付けておくのもオススメです。

まーち
まーち

埃がプラグの刃に接触しなくなるから安心

 

トラッキング防止カバーはこちらのタイプがオススメ!


100均にも売っているので、見つけたら試してみて下さい。

コンセントキャップをつけた

こんな感じで埃をガードしてくれます。

 

まとめ|ほこりがたまったコンセントとプラグの掃除方法

まとめイメージ画像

今回のケースは「心配しすぎ」ではありません。

むしろ、放置しておくほうが危険です。

  • 湿気がある家庭
  • 古い住宅
  • 掃除をしない習慣

この3つが重なると、トラッキング現象のリスクが高くなります。

該当する!という方は、まずコンセントの掃除から初めてみて下さい。

 

最後に清掃方法もまとめておきます。

  • 中途半端にささったプラグは危険なので、そのまま真っ直ぐ抜いてOK
  • コンセントの穴に綿棒などを突っ込むのはNG
  • 差し込みのゆるさ・焦げ跡・変色は交換サイン

ほこり+湿気はトラッキング現象のリスクが高いので、こまめにチェックすることが大切です。

半年に1回ぐらいの頻度で全然OKなので、差しっぱなしにしているコンセントの状態をチェックするようにしましょう!

まーち
まーち

これだけで安心です。

 

ということで今回は以上になります。

この記事が参考になれば嬉しいです。

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