
- 延長コードが焦げている…。
- 一応、使うことはできるんだけど
- このまま使っても問題ないかな?
こんな疑問にお答えします。
- 延長コードが焦げる原因
- 焦げた延長コードを使うのは危険!
- 焦げたときの正しい対処法
- 延長コードを安全に使うためのポイント
ある日、ふと延長コードを見たら「焦げてる……?」ということはありませんか?
見た目は大丈夫そうでも、そのまま使うのは非常に危険です!
延長コードが焦げるのには必ず原因があり、放置すると火災や感電のリスクが高まります。
今回は、焦げた延長コードの危険性と正しい対処法について解説します。
延長コードが焦げる4つの原因
延長コードが焦げる主な原因は以下の4つです
- 定格容量オーバー
- 電源コードの損傷
- ホコリの蓄積
- 延長コードの経年劣化
定格容量オーバー
延長コードには「定格容量」があり、それを超えると発熱し、最悪の場合、焦げたり発火したりします。

延長コードの定格容量は、1500Wだよ
電源コードの損傷
無理に曲げたり、家具の下に挟んだままにしていると、内部の配線が断線し、ショートして焦げることがあります。
ホコリの蓄積(トラッキング現象)
コンセント部分にホコリがたまり、それが湿気を吸うと、電気が流れて発火する「トラッキング現象」が起こります。
トラッキング現象の対策は、こちらの記事をどうぞ
延長コードの経年劣化
長年使っている延長コードは、内部の配線が劣化し、断線しやすくなります。
特に5年以上使っているものは要注意です。
焦げた延長コードを使うのは危険!
「ちょっと焦げてるだけだから大丈夫……」と思うかもしれませんが、実は とても危険 です!
- 発火のリスク:焦げた部分は炭化しており、発火の可能性が高まります。
- 感電の可能性:被覆が溶けたり剥がれたりしていると、内部の配線がむき出しになり、触れると感電する危険性があります。
- 見た目が大丈夫でも内部が損傷している:表面は少しの焦げでも、内部の配線が破損している可能性があります。
焦げたときの正しい対処法
- コンセントから電源コードを抜く
- 状態を確認
- 新しいものに交換
もし焦げた延長コードを見つけたら、以下のような対応を推奨いたします
- STEP1コンセントから電源コードを抜く
- STEP2状態を確認
- 焦げ臭い
- 溶けている
- 異常な熱を持っている
このような状態になっていたら、使用せずに廃棄して下さい。
そのまま使用するのは大変危険です。
- STEP3新しいものに交換延長コードが焦げたら、新しい延長コードと交換しましょう!ホコリガード付きの延長コードがオススメです
延長コードを安全に使うためのポイント
焦げるのを防ぐために、普段から以下のことを意識しましょう。
- 定格容量を守る(ワット数を確認し、超えないようにする)
- コードを折り曲げない、踏まない(配線の断線を防ぐ)
- 定期的にホコリを掃除する(トラッキング現象を防ぐ)
- 古くなったら買い替える(5年以上経過したものは要チェック)
延長コードの定格容量がよく分からない!という方はこちらの記事をどうぞ

とりあえず、焦げた延長コードは買い替えるね
まとめ|延長コードが焦げた!このまま使っても問題ない?
焦げた延長コードは 絶対に使わない! そのまま放置すると、火災や感電のリスクが高まります。
気づいた時点で速やかに交換し、普段から安全に使うための対策をしましょう!

そのまま使用するのは危険なので、絶対に止めましょう
というわけで今回は以上になります。
この記事が参考になれば嬉しいです。