- 東京ガスにまとめてセット割を受けた方がお得なのかな?
- それとも電気とガスを別々の会社を使った方がお得?
- どっちがお得か知りたい!!
こんな疑問にお答えします。
- 東京ガスのでんきのセット割の詳細
- 東京ガスのセット割と他の電力会社20社を比較
- 東京ガスとガス会社5社を比較
電力会社を選ぶとき、「電気とガスをまとめる」か、それとも「電気とガスを別々に契約する」かは、よく悩むポイントかと思います。
セット割引きと聞くと、電気代がすごく安くなるように感じますが、実際はそこまで安くなって無いことが多いです。
それどころか逆に、電気代が高くなる場合もあります。
去年我が家にWiFiを引く事を決意した時、お呼び立てした通信会社の営業マンに「これを機に電力会社も弊社に変えた方がお得になりますよ、電気代今よりもお安くなるし通信費もセット割になります」の言葉を信じて電力会社を変えたら、電気代明らかに去年の冬よりべらぼうに値上がってて暴れはっちゃく
— 秋 (@McMIRANdakarane) March 23, 2018
セット割で高くなるのは詐欺すぎる…。
普通、安くなると思うよね。
そこで今回は、東京ガスのセット割引きが本当にお得か、電気代を比較してハッキリさせます。
電気代に含まれる、「燃料費調整額」や「再エネ賦課金」など、全てを含めて比較しますので、よくある比較サイトより正確です。
東京ガスの電気とガスをまとめるほうがお得かが判りますので、使おうか検討している方は、是非ご参考下さい。
✔動画でも解説しています
文字の解説より、動画の方が良い方はこちらをどうぞ
※本記事はPR・プロモーションを含みます
東京ガスのでんきのセット割の詳細
東京ガスの電気とガスをまとめて使用すると、セット割を受けることができます。
東京ガスのセット割は、以下のとおりです。
(基本料金+電力量料金)✖ 0.5% が電気代から値引きされる
この値引き額がどれくらいの金額になるかというと…
- 30A 100kWh:19円
- 40A 250kWh:47円
- 50A 600kWh:113円
こんな感じです。
え!?全然値引きされないじゃん!!
実は大してお得じゃないんだよね。
東京ガスのセット割のデメリット
- その①:セット割の専用プランが無い
- その②:ガス側の値引き無い
デメリットというほどでは無いかもしれませんが、僕が微妙だなぁと思った2点です。
✔セット割の専用プランが無い
電力会社の中には、電気とガスをまとめた人だけが使える専用プランを用意しているところもあります。
専用プランは一般プランより料金が安く設定されており、電気代を安く使えるのですが…。
東京ガスには、そういった専用プランがありません。
✔ガス側の値引きが無い
東京ガスの電気とガスをまとめて使っても、ガス料金の割引きはありません。
電気とガスをまとめることで、電気・ガス両方の料金が割引きされる電力会社もありますが、東京ガスは電気側の割引きのみです。
まとめて使ってもガス料金の値引きは無いよ
東京ガスのセット割と他の電力会社20社を比較
東京ガスの電気のセット割が安いか、それとも他の電力会社が安いかを電気代を比較してハッキリさせていきます。
以下の計算条件で比較しております
電気代の計算条件
✔全てを含んで計算
基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・燃料費調整額・市場連動調整額・国の補助、全てを含んだ電気代を計算して比較してます。
✔燃料費調整単価は年間の平均値を使用
電力会社によって燃料費調整単価を算出する月が異なります。(1か月前や半年前など電力会社によってバラバラ)○月の燃料費調整単価で統一して電気代を計算すると、電力会社によって燃料費に差がでます。これを防ぐために、年間の平均値を使用。
✔契約アンペアと電気使用量
- 30A 100kWh
- 40A 250kWh
- 50A 600kWh
これら3つの計算条件で電気代を計算しております。
電気代の比較【30A 100kWh】
東京ガスのセット割と他の電力会社を比較した結果は以下の通りです。
電気代の安い順に並べてます。青色に色塗っているのが東京ガスのセット割です。
見て頂いたら分かる通り、大して安くはないです。
東京ガスのセット割には、ガス料金の値引きがありませんので、ガス料金を考慮する必要がありません。
電気代の比較だけで、お得かどうか判断することが可能です。
セット割引きより個別に使う方がお得そうだね
電気代の比較【40A 250kWh】
次に40A 250kWhですが、計算結果はこんな感じです
電気代の安い順に並べてます。青色に色塗っているのが東京ガスのセット割です。
40A 250kWhの使用量でも結果は同じで、セット割は大して安くありません。
上の比較表を見て頂いたら分かるように、他にも安い電力会社がいっぱいあります。
わざわざ東京ガスのセット割を使うメリットは無いです。
電気代が少し値引きされるだけなので、あえて使う必要はなさそうです。
電気代の比較【50A 600kWh】
最後に50A 600kWhの使用量を見てみると、こんな感じです
電気代の安い順に並べてます。青色に色塗っているのが東京ガスのセット割です。
50A 600kWhの使用量でも結果は同じで、セット割は大して安くありません。
比較した結果、どの使用量でも東京ガスのセット割を使うメリットは無いです。
電気を「シンエナジー」や「JAPAN電力」にして、ガスだけ東京ガスを使う方がお得になります。
セット割は止めておくよ
✔シンエナジーやJAPAN電力
シンエナジーやJAPAN電力について、動画で解説しております。
JAPAN電力には解約金があったりと注意する点がありますので、乗り換える前に動画で注意事項を把握して下さい。
東京ガスとガス会社4社を比較
最後に東京ガスがどれくらい安いかを比較していきます。
今回、比較するガス会社は以下の5社です。
「東京 ガス会社 おすすめ」で検索したら出てくる会社です
ガス料金の計算条件
✔全てを含んで計算
基本料金・単位料金・原材料費調整額・国の支援など、全てを含んだガス料金を計算して、比較してます。
✔原材料費調整単価
原材料費調整単価は、2023年11月度分を使用して計算しています。
✔ガス使用量
- 20㎥
- 60㎥
この3つの計算条件で計算して比較していきます。
うちの使用量は40㎥ぐらい
ガス料金比較【20㎥】
ガス料金を安い順に並べてます。
ガス料金を比較すると、レモンガスが一番安い結果でした。
逆に一番高かったのが、東京ガスのずっともガスになります。
ずっともガスは、0~20㎥間の単価が187.15円と非常に高いです。
ガス使用量が0~20㎥の方は、ずっともガス以外を選ぶとガス料金が高くなるので、他のガス会社を選ぶのがオススメ。
ずっともガスだけ要注意
ガス料金比較【60㎥】
ガス料金を安い順に並べてます。
ガスの使用量60㎥でも、レモンガスが一番安い結果でした。
東京ガスとの差は406円ほどで、年間だと4,872円になります。
少しでもガス料金を安くしたい!という方はレモンガスを使うのがオススメです。
まとめ|【徹底比較】東京ガスにまとめる or 電気とガス別々で契約する!どっちがお得かハッキリさせました
今回は、東京ガスにまとめる or 電気とガス別々で契約か、どっちがお得かハッキリさせました。
計算結果を比較した結果、電気とガスをまとめるより別々に使う方がお得です。
✔ガス会社はレモンガスが安い
おすすめで出てくるガス会社5社を比較した結果は、レモンガスが一番安かったです。
大きな金額差では無いかもしれませんが、年間4,872円の差はあります。
少しでもガス料金を安くしたい方は、試してみて下さい
というわけで今回は以上になります。
この記事が参考になると嬉しいです。