- コンセントが水で濡れてしまった
- 水濡れしたコンセントを使っても大丈夫?
- 感電したり、ショートしたりしないか心配です。
こんな疑問にお答えします。
- コンセントは水濡れしても使用できる?
- コンセントが水濡れした場合の対処法
本記事を書いている僕は、第三種電気主任技術者の資格を取得。
電気設備を管理する会社に15年以上勤めており、今までの経験と知識を元に記事を書いてます。
電気のことはお任せ下さい
✔動画でも解説しています
コンセントは水濡れしても使用できる?
コンセントの状態にもよりますが、水濡れしてコンセントが焼け焦げたりしていなければ、使用可能です。
ただし、コンセントは完全に乾かす必要があり、濡れた状態で使用すると「ショート」や「感電
」の危険があります。
水濡れしたら使用を止めて、コンセントが乾いてから使用するようにして下さい。
必ず乾かしてから使用してね
コンセントが焼け焦げた場合は注意
コンセントが水で濡れると、家のブレーカーが落ちて、コンセントが黒く焦げてしまうことがあります。
これは、コンセントが短絡(ショート)して、大きな電流と熱が発生したことで起こる現象です。
めちゃくちゃ黒くなっている…。
黒く焦げてしまっていると、コンセントや中のケーブルが熱で損傷している可能性が高くなります。
損傷した状態で家電を使用すると、感電や発火するリスクが非常に高くなり危険です。
コンセントが黒く焦げてしまった場合は、そのまま使用せずコンセントを交換して下さい。
ケーブルの交換が必要な場合もあるので、一度電気屋さんに見て貰うと安心です。
はい!○○電気です。
もしもし!すぐ来てください
コンセントが水濡れした場合の対処法
コンセントが水濡れした場合、以下の手順で対応すると安全です。
※コンセントが黒く焦げてしまっている場合は、電気屋さんに一度見て貰って下さい。
- 家電の使用を止める
- ブレーカーを落とす
- 電源プラグを全て抜く
- コンセントが自然乾燥するまで待つ
- 再度、使用可能
この手順について詳しく解説していくね
- STEP1家電の使用を止めるコンセントが水濡れしたら、濡れたコンセントで使用している家電の使用を止めて下さい。
使用を続けると感電やショートする危険があります。
- STEP2ブレーカーを落とす
濡れたコンセントのブレーカーを落とすと、より安全です。
ブレーカーを落とすと、水濡れしているコンセントに電気が流れなくなります。
▼ブレーカーがある場所
ブレーカーは、洗面所やトイレ、玄関に付いている分電盤の中にあります。
もし、洗濯機のコンセントが水濡れしたら、洗面所と記載されているブレーカーを落とせばOKです。
※家によって異なる場合があります。
- STEP3電源プラグを全て抜く
濡れたコンセントに差さっている電源プラグを全て抜きます。
ブレーカーを落とす前に抜いても良いのですが、ブレーカーを落としてから抜く方が、感電する危険が無いので安心です。
- STEP4自然乾燥するまで待つコンセントが自然乾燥するまで、このまま置いておきます。
湿度が高い場合はこの限りでは無いですが、1日(24時間)も置いておけば、OKかと思います。
✔ドライヤーもあり
ブレーカーを落としてない場合は、ドライヤーでコンセントを乾かすのは止めておきましょう。
内部の水滴が動いてショートする可能性があったり、そもそもで電気が流れているコンセントに熱風を当てるのは、よくありません。
ドライヤーで乾かす場合は、ブレーカーを落として、電気が流れていない状態が望ましいです。
- STEP5再度、使用可能1日ほど置いておいて、コンセントが完全に乾いていれば再度使用してOkです。
これだけやれば、安全に使用できます!
まとめ|コンセントが水に濡れた場合の対処法
今回は、コンセントが水濡れした場合の対処法を紹介いたしました。
コンセントが水濡れしても、完全に乾かしさえすれば再度使用できます。
ただし、黒く焦げてしまった場合は、使用を止めて交換するようにして下さい。
コンセントが水濡れしてしまった場合は、以下の手順で対処すると安全です。
- 家電の使用を止める
- ブレーカーを落とす
- 電源プラグを全て抜く
- コンセントが自然乾燥するまで待つ
- 再度、使用可能
少し過度かもしれませんが、これだけやれば安全です。
というわけで今回は以上になります。
この記事が参考になると嬉しいです。